時を束ねて リボンをかけて

2021-10-21 (Thu) 23:43

電話でもなく、メールでもなく。

友達から、手書きの手紙が届いた。
心温まる、思いやりのある手紙の内容と、そしてのミケに花を供えるためのJCBのギフト券が同封されていた。


KIMG1167.jpg

JCBのギフト券は、ポイントが貯まると交換するものだからお金はかかってないと、送られるたびに言われるが、ギフト券に交換するほどのポイントって、どんな買い物をしているのだろうといつも不思議に思うがあえて聞かない。


3日ほど前、電話でお互いの近況報告をした。
いつも、飼い猫の話をするのだが、(彼女は猫を3匹飼っている)私はミケが亡くなったことをずっと話してなかった。
彼女は過去に5年ものひどい鬱をもっていたこともあるし、乳がんの手術もしている。
最近ではメニエール病を発症して、2度ほど倒れた。
それでも仕事はしている。
そして娘と二人暮らしだが、娘は無職。

話せば気を使わせてしまうし心配もかける。
自分のことでいっぱいいっぱいの人に、話せないと思っていた。
また彼女の19歳で亡くなった猫のつらい最期も思い出させたくなかった。

だけど、その時はふと口から出て、ミケのことを話した。
堪えていたものが口から出てしまった。
ミケが亡くなってすぐだったら、涙涙で声にならない報告になっていたと思う。
だから、時間が過ぎていてよかった。

それでも、チビが最後の猫になるから、一人と1匹になってしまった今の時間を大切に生きていくからねと言ったのだ。
心配はしないようにと。

そんなことがあったので、今日の封書が届いたのだ。


そして私も珍しく長い返事を書いた。

電話でもなくメールでもなく、手紙を書くという行為は、案外心を伝えるには有効な手段だと、私は思っている。
今の気持ち、今の考え、そして感謝の気持ちを綴った。
去年と今年、コロナ禍で泊まりに来れなかった彼女に、来年は必ず泊まりにきてほしいと書いた。

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Last Modified : 2021-10-21
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